2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中曽根康弘死去で。

メディアはこぞってトップニュース。 なんでやねん。こいつ、「民族の誇り」なんて言葉を吐くほどの生きざまをみせてないよ(笑)。 日本の衰退は、中曽根政権から始まっている。

チコちゃんに叱られる

日本社会は、いつから怒るということをネガティブに捉えるようになったのだろう。親子関係は友達のようになり、会社でも「仕事の鬼」と言われるような厳しい人が減った。 みんな優しくなったけれど、鍛え上げられる機会はなくなり、自分に対しても甘えがち。…

ECMの意図がわからない駄盤

Ethan Iverson Quartet with Tom HarrellCommon PracticeこのアルバムはECM録音のトム・ハレル目当てで買う人が多いと思う。ゲスト参加のライブということで、トム・ハレルはリラックスしたプレイを聴かせる。それだけで有り難いという人にはいいだろうし、…

2019ジャパンカップ

曇天のジャパンカップ。アーモンドアイやブラストワンピースらが出ないこともあって、いまいち盛り上がりに欠け、入場人員も前年比90%にとどまった。 おかげで、それほどストレスなく競馬が楽しめる。東京はどこに行っても人が多すぎるのだ。 今年は初めて外…

iPod nano リターンズ!

かみさんにウォークマンに対する不満を愚痴ったら、「前にもらったiPod nano、まだあるよ」という。どうやら何代目かに買い替えたときに譲っていたらしい。まったく記憶になかった。充電すると、まったく問題なく使える。容量が8GBしかないのでウォークマン…

Days of Delightレーベルに期待

土岐英文 AFTER DARK 土岐英文のDays of Delightレーベルでの2作目は片倉真由子とのデュオ。片倉のピアノは良さがわからないが、土岐のアルトの音をじっくり聴くには最高の作品となった。 録音スタジオが岡本太郎のアトリエ、ジャケットにも岡本太郎の作品が…

さよなら、iPod nano

愛用していたiPod nanoのイヤホンジャックが劣化してしまい、接続不良で聴けなくなってしまった。買い替えようと思ったら、2017年にすでに生産終了とのこと。第一世代の発売が2005年。以来、どこに行くにも手離せないモノになっていたiPod。こんな画期的な製…

お笑い芸人を嗤う

「桜を観る会」のダシモノとして呼ばれ、はしゃいでいた芸人たち。あなたたちは公職選挙法違反に協力していたのだよ。笑えないことばかりするね、吉本興業。

ウディ・ハーマンで気分爽快

Woody Herman Giant Steps すっきりしない気分のときは、ビッグバンドを鳴らしてストレス解消するに限る。そんなときにピッタリな作品。チックのラフィエスタからレオンラッセルのソングフォーユーという流れが素晴らしい。

ギル・エヴァンスの奥深く豊潤な森

the individualism of Gil Evans ジャズを聴き始めてギル・エヴァンスの世界に最初に触れるのは、多くの場合、マイルスの「スケッチオブスペイン」ではないだろうか。 自分はそうなのだが、これがどうしても好きになれない。いくら名盤と言われても、アラン…

日曜午前にジョー・ニューマン

Jive at Five 日曜の午前、散らかった部屋を片付けながらジョー・ニューマンを聴く。彼のトランペットは、クセがなくまろやかで優しい。これ見よがしではなく、丁寧な名人芸を軽やかに聴かせる。 こういうジャズがいいと感じるようになったのは歳を取ったと…

夕霧そば

大阪で有名な蕎麦店、夕霧そば瓢亭に行ってみた。15時という中途半端な時間なら空いているだろうと思ったのだが、引戸を開けたら薄暗い店内に客がいっぱい。しかも騒々しい。普通のうるささではない。とてつもなくうるさいのだ。若い男3人組とおばちゃん4…

プリウスミサイル

池袋暴走事故の元通産相官僚が署名を受けて書類送検になったという。ネットでは流行語になっている「プリウスミサイル」。大手メディアでは、この言葉は絶対言えないようだ。 マスメディアは広く一般の人々に気づかせるためにも、トヨタへのインタビューぐら…

引き出しと組織力

どれだけの引き出しを持っているか、あるいは用意できるか。 個人差があって、今、持っていないし用意も出来ない人が多いのだと思う。用意する必要がない都会人が多くなってしまったから。 だから組織で揃えるしかないのだ。

ナイナイ尽くしの福居良

福居良 Mellow Dreamこのジャケット、リターントゥフォーエバーに似てるよねぇ。でもタイトルがどこにもない。良くも悪くもバップ特有の重さがない。同じ日本人でも秋吉のようなガツンとした骨っぽさはない。黒くない。かといって演歌的湿っぽさもない。ほの…

六甲山

カラダがこれ以上ないほど鈍ってしまい、キツイ、キツイ。次々と抜かれてなんとかたどり着いた。途中、こんな奴らに出会い、変化に富んで楽しかった! そのまま有馬温泉へ向かう。下り始めてすぐに肉離れのような状態になってしまい、休み休みなんとか下山。…

野蛮で優しいミンガス

エリントンの芸術性を人間臭さに変えて、野蛮さを加えると美味しいミンガスミュージックが出来上がる。 この生命感がジャズの真骨頂。ミンガスの下で音楽に命を燃やしてしまったのか、みな早逝してしまった。人間臭いということは優しいということ。こういう…

穂高を愛した男

穂高岳山荘の小屋番、宮田八郎さんの山での生涯を追った映像番組『穂高を愛した男 宮田八郎 命の映像記録』を見た。 よくこれほど映像が残っていたものだと思う。仕事道具でハチローさんが記録のために撮っていたようだ。それを編集して世に出してくれたNHK…

三等国

英語民間試験というものが導入される予定だったことを、萩生田発言の前から知っていた人はどれだけいただろうか。ひっそりと進めていた悪だくみが、新米大臣の脇の甘さで明るみに出たといったところだろう。 日教組憎しの安倍政権は文科省を改造している。そ…

ラズウェル・ラッドの置き土産

Roswell Rudd trombone for lovers 中古を漁っていて目にとまった。ジャケットがイメージに合わない。しかもこのタイトルはギャグか? ラズウェル・ラッドがムーディーにバラッドを演るはずないし‥‥。 そんなこんなで半信半疑ながら、安かったので買ってみた…

異文化としての瀬戸内

祖谷の小便小僧を見て池田町に入る。切り立った崖の上に狭い道がつけられている。すれ違いが困難で、いつ対向車が来るかわからない。かみさんは大喜びだが、気が気じゃない。ようやく国道に出たときはホッとした。 善通寺でうどんを食べた後は、丸亀城へ。急…

かずら橋を渡る

一度訪れてみたかった秘境・祖谷のかずら橋。ガイドブックに結構怖いと書いてあったが、予想以上に怖かった。なにしろ足元の板と板の間が広くて下を流れる川がまる見え。板を渡って歩くのだが、板の幅が狭く、踏みはずしそうなのだ。そのうえ、かずらがギュ…

昔町を訪ねて 3

淡路島を通って四国へ。途中、鳴門海峡の展望台に寄ると、タカの渡りを観察する人たちがいた。一瞬でタカの種類を判別している。どうやら見ているうちにある日開眼するらしい。こりゃ達人の技だ。展望台が高くて眼下にタカが飛び、舞い上がって行く。風も気…