2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

三ツ石の紅葉

なんだかんだで結局、1週間盛岡に滞在することになった。紅葉にはまだ早いかと思っていたが、三ツ石山の紅葉がピークらしいとのことで出かけてみた。 北東北の紅葉は圧倒的に素晴らしい。

しっかりせよ、ぴょんぴょん舎!

スープの味が明らかに落ちている。いつからだろう。これでは客が離れる。なによりも信用を損なうし、盛岡冷麺の評判を落とす。しっかり立て直してもらいたい。

原風景

盛岡・中津川沿いの小さな喫茶店「ふかくさ」。窓辺の席に座り、川の流れを眺める。 久しぶりに中の橋を歩いて渡り、ここから見る中津川は自分の原風景だということを認識した。

低音楽器の愉楽 2

howard johnson & gravity Gravity!!! 低音楽器は、どことなくユーモラスで人間味がある。トロンボーンとバリトンはスタープレイヤーがいるけれど、バスクラ、そしてチューバとなるとスターは見当たらない。 ハワード・ジョンソンはギル・エヴァンスオーケス…

覚悟の秋

連休は老母の衰えで帰省。近所の方々や地元の人々に支えられていることをあらためて知ることになった。急速な衰えは気持ちから来たようで自省の念にかられる。 退院後、いい景色が見たいとのことで一本桜へ。 さまざまなことを覚悟しなければならない秋。

低音楽器の愉楽

David Murray Ballads For Bass Clarinet 1980年代末から1990年代の前半にかけて、デヴィッド・マレイはDIWレーベルから次々と快作を発表した。ちょうどバブルで、強い経済力を背景に海外アーティストの作品をリリースできた時代だったが、その咆哮は、軽佻…

おっさん達の裏町ブルース

count basie & dizzy gillespie the gifted ones パブロのジャケットセンスの酷さは筆舌に尽くし難い。おまけにミュージシャンはおっさんばかり。このアルバムも1979年リリースで、当時ベイシー75歳、ガレスピー62歳。サラリーマンなら現役引退の年齢だ。年…

秋の気配

テント装備で上高地へ向かったものの、車中泊から目覚めると雨模様。駐車場でしばらく様子見し、迷ったあげく、せめて徳澤でキャンプすることにした。 河童橋で雨宿りして出発。しだいに天気は回復し、徳澤に着いたころには青空が顔をのぞかせる。久しぶりに…

アート・ペッパーと村上春樹

ジャズを聴き始めた頃、アート・ペッパーが大好きだった。『ミーツザリズムセクション』の「You'd Be So Nice To Come Home To」に涙し、「Imagination」に酔い、やがて哀しき「Tin Tin Deo」「Birks Works」で孤独を噛みしめる。ペッパーの「べサメムーチョ…

殺気漂う本田珠也

本田珠也 PLANET X タレント揃いの日本人ドラマー。そのトップに位置するのは大坂昌彦だろうか。小股の切れ上がったキレのいい大坂のドラムもいいけれど、ずしりと重い本田珠也のドラムには父親譲りのスピリットがある。このアルバム、ヘビーなサウンドは好…

うそつきケムンパスの出馬

四面楚歌で辞任に追い込まれたスガの後継をめぐってケムンパスが立候補するらしい。 脱原発や韓国との外交問題、防衛相時代のヘリ要求など、なにかと子供っぽい発言が目につく男だが、ワクチンが足りなくなるのがわかっていながら隠匿したのは、いかにも器が…

ラース・ガリンとラーシュ・グリン

Lars Gullin Baritone Sax スウェーデンのバリトンサックス奏者、ラース・ガリン。この人の名を知ったのは、ジャンニ・バッソの『For Lars Gullin』だった。 柔らかいバリトンはジェリー・マリガンに近い。ウエストコースト風味で、1950年代のリー・コニッツ…

車中泊で回る旅

9月の山歩きに備えて体力づくりをしないといけない。まずは八方池まで歩こう。そう思い立ち、白馬の道の駅で車中泊をした。CX-5に換えてからは初めての車中泊だ。レヴォーグに比べて天井が高く車幅も広くなって、劇的に快適になった。 とはいえ暑さはいかん…