2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

MJQの逸品

MJQ legendary profile 著名人が好きなアルバムを1枚あげるというのは、編集企画として定番のひとつだ。個人的な視点でのディスク紹介という意味ではSNSに近いといえる。 著名人の嗜好を知ることは人間研究にもなる。他者に対して抱いていたイメージが的確な…

老害を放置するテレビ局

BS朝日「激論!クロスファイア」の田原総一朗86歳、テレビ朝日「徹子の部屋」の黒柳徹子86歳。 功労者かもしれないが、見苦しいことこのうえない。どちらもテレビ朝日なのは、偶然だろうか。局の幹部は、いい加減に彼らの首に鈴をつけなければならない。 田…

ウィリアム・クラクストンがNYにいたら

Gil Evans Out Of The Cool ギルといえば、マイルスの『スケッチオブスペイン』のイメージが強い。あれは何度聴いても苦手で、マイルスの中では唯一といってよいほど嫌いな作品だ。あれのせいでギルの印象か悪くなって、食わず嫌いになっている人が多いので…

猥雑でヤクザなジャズを聴きたくなったら

tiny grimes callin' the blues このアルバム、かつて『ジャズ批評』(だと思うけど)で「私の好きな一枚のレコード」といった特集をやったときに片岡義男が紹介していた。内容は覚えていないが、大人とはこういうものだと思わせる説得力があって、片岡義男…

長年の愛聴盤

Big Jazz Trio オープニングの曲でアルバムの印象が出来上がる。 in walked budは1曲目にとてもいいと思う。ジョージ・ケイブルスは、この個性的な曲を軽やかに肩慣らしをする感じで弾いている。それがとても気持ちいい。 スタンリー・クラーク、ピーター・…

テレワークは定着するか

通勤しなくてよいという夢のような生活も、そろそろおしまいになりそうだ。でも、これを機にテレワークというワークスタイルが広がることは間違いない。それによって社会がどういう方向に変化していくか楽しみにしたい。 テレワークで良かったのは、通勤がな…

公営企業は時代錯誤か

この国はいったいどうなってしまうのだろう。 今の日本は倫理的価値のプライオリティが相当低くなってしまった。原因はどこにあるかといえば、内田樹が言うように、社会全体が企業の価値観で覆われてしまっているからではないかと思う。 会社では、社長が独…

断捨離ウィーク

何処にも行けないゴールデンウィーク。CDの断捨離には良い機会だ。処分した後で数年後に「あのCD、あったはず」と探すことが何度もあることはわかっている。でも無尽蔵にコレクションするほど空間に余裕はないのだ。 処分しようと思うCDをピックアップするま…