断捨離ウィーク

何処にも行けないゴールデンウィーク。CDの断捨離には良い機会だ。処分した後で数年後に「あのCD、あったはず」と探すことが何度もあることはわかっている。でも無尽蔵にコレクションするほど空間に余裕はないのだ。
処分しようと思うCDをピックアップするまでは良いとして、ここから最終決断までが難しい。最後に聴き直すと意外に良かったりするから、なかなか断捨離が進まない。

Moncef Genoud Pop Songs

モンセフ・ジュヌのこのアルバムもそうした1枚。
現代の白人ピアノトリオは一部の例外をのぞいてほとんど買わない。どうしてこのCDがあるのか不思議なくらい。ところが聴き直すと悪くないから困る。
ロックの名曲を素材にしながら、決してお手軽なジャズではない。アレンジも新鮮で聴き飽きない。一言でいえば硬派でかっこ良いのだ。あらためて調べると、ユッスーンドゥールのバックで演奏していたとのこと。結局、このCDの処分は中止。断捨離は難しい‥‥。