2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

政権を2度投げ出した男

病気再発が本当かどうかすら、わからないではないか。これだけウソをつき続けてきた男の言う辞任の弁を額面通り受け取るほうがどうかしている。 都合が悪くなれば逃げ出すのは、子どもの頃から染み付いた手法。2度も投げ出した男として歴史に刻まれるだけだ。

さあ、大掃除をしよう。

安倍政権がようやく終わりを迎えた。 株価のつり上げと円安誘導による経済政策まではともかく、イスラム国事件への対応あたりから強権ぶりが目立ちはじめ、凶悪度を増していった。 強行採決の連続、綻びを繕うためだけの数々の無意味な閣議決定。公文書改ざ…

禁Amazonで、フレドリク・クロンクヴィスト

これまでAmazonで海外の業者に注文することが多かったのだけれど、コロナの影響で届くのがかなり遅れたり届かなかったりが続いたので、このごろは国内業者に注文するよう心がけていた。 ところが国内業者は価格が高い。ディスクユニオンなら店舗で直接購入し…

レスター・ボウイと清志郎

lester bowie's brass fantasy when the spirit returns ポップで楽しいブラスファンタジー。ドレフェスレーベルに遺したこのアルバムは、ECMやDIWの諸作より力が抜けていて最初から最後まで楽しめる。レスターボウイはディスクユニオンではトランペットのコ…

大場冨生と帰省出来なかった夏休み

帰省時に土産を買いに百貨店に立ち寄ると、哀感漂う版画のポストカードが土産として販売されている。作家の名前は大場冨生。郷里の版画家だ。この作家を知ったのはバブルの頃だから、もう30年ほど前になる。以来、小さな絵本のような画集などを3冊手に入れて…

五色ヶ原

今年は帰省を断念。せめて温泉にでも行きたいところだが、東京から宿泊を予約するのは気が引ける。 そうなると、やはりテントで山に行くしかない。自粛警察に逮捕されないことを願って、五色ヶ原に出かけることにした。朝、室堂を出発したときは曇天だったが…

長崎平和祈念像への違和感

長崎平和公園の巨大な像については、子供のころから違和感を感じていた。力士のような肉体が平和祈念のモチーフとしてふさわしいとは思えないし、奇妙な顔とポーズも意味不明で気持ち悪い。芸術作品とは言えない醜悪さだ。いったいどうして、誰がこんなもの…

日野元彦の魂

日野元彦sextet Tac Tic 日野元彦が亡くなって20年が経った。彼の遺した音源を聴いていると、いまさらながら53歳という若さで亡くなったことを残念に思う。 若手ミュージシャンを揃えたこの作品は、テナー、アルト、トランペットの3管でスリリングで切れ味の…

バカにつける薬

大阪の吉村知事が「ウソのような本当の話」として、イソジンでコロナに打ち勝つなどという、いい加減なことをドヤ顔で発表して失笑を買った。 3月の連休の際には、大阪と兵庫の往来をしてはいけないと宣言し、兵庫県知事とやりあったこともあった。発言の正…

倶会一処

8月6日が近づきテレビで広島の墓地の映像が流れていた。その光景を見ていて、多くの墓石に同じ文字が刻まれていることに気がついた。「倶会一処」という言葉で「くえいっしよ」と読むらしい。 Wikipediaでは、次のような解説がある。 「浄土真宗では、念仏の…

商売っ気のない人

Dave Holland Extensions デイヴ・ホランドのリーダー作はとっつきにくいものばかり。売れる作品をつくろうなどという気はサラサラない。ジャズはそもそも商業主義に背を向けている面があるが、なかでもデイヴ・ホランドは非商業主義的だ。 ジャズ界随一の硬…