バカにつける薬

大阪の吉村知事が「ウソのような本当の話」として、イソジンでコロナに打ち勝つなどという、いい加減なことをドヤ顔で発表して失笑を買った。
3月の連休の際には、大阪と兵庫の往来をしてはいけないと宣言し、兵庫県知事とやりあったこともあった。発言の正当性を問われた吉村は、厚労省の文書を「証拠」として見せたが、それによって吉村が誤読していることが明らかになった。

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やたらと先走りたがるだけで地に足をつけた対策には興味もない。人の上に立つこと、改革派ぶることが大好きな幼稚な人間。それが「信頼できるリーダー」ともてはやされる時代をつくったのはマスメディアの幼稚さにほかならない。橋下は大阪の買春街・飛田の顧問弁護士、吉村はサラ金武富士の顧問弁護士を務めていたことを知らずに報道しているわけではあるまい。
金に群がるチンピラであることは知っていたが、そうとうなバカではないか。バカにつける薬はない。残念ながらイソジンもバカには効かない。ウソのようでもなんでもない、ほんとうの話である。

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