2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

駄作としかいいようがない『オッペンハイマー』

登場人物がどういう関係なのか、最後までわからなかった。演出も脚本も観るべきものはない。 なぜこれがアカデミー賞を受賞したのだろう。ただ長いだけのクソ映画と言ってよい。

谷中散歩

昨日は久しぶりの好天で散歩日和になった。 3月に入って肌寒い日が続いたため、今年はまだ桜が咲く気配がないけれど、かみさんが在京中なのでお散歩に出かけることにした。 まずは谷中の朝倉彫塑館に向かった。展示されている彫像のみならず、アトリエ兼住居…

チャーリー・ヘイデンの凄み

alice coltrane translinear light impulse時代のコルトレーンを聴くには覚悟が求められる。だからめったに聴かないのだけれど、ふと耳にするときがあって、宗教的深遠さに圧倒されおのずと内省的になる。アリス・コルトレーンの遺作となったこの作品もそん…

神々の棲むところ

雲の中からのぞく白峰。 そういえば親父の戒名に「白峰」があった。あの住職、元気かな。

期待のもてる代表チームへ

アジアカップの状態から立て直せるのかと心配していたが、今日の試合は希望がもてる内容だった。 南野、堂安のコンビネーションが良いのはわかっていたし、前田も良い働きをしていた。サイドバックがもう少しパワフルであれば、攻撃力は増すに違いない。課題…

賃上げの前に車検の見直しを

なんだか良いニュースのように報じられているが、ちょっと待てと言いたくなる。 自動車産業はアベノミクスの下で円安誘導の恩恵を受け続けてきた。自民党への献金が最も多い産業でもある。 保護を受けて賃上げする余裕があるなら、政府はせめて車検制度を見…

ジョエル・フラーム ミーツ・ザ・リズムセクション

joel frahm we used to dance 期待のホープ、ジョエル・フラームも54歳、若手とはいえない年齢になった。 晩年のスタン・ゲッツを支えた名リズムセクションを迎えて、ワンホーンで臨んだこのアルバム、録音は2006年、17年前ということになるから、37歳ぐらい…

非欧州的なスパニッシュ・ハードバップ

Ramon Fossati, Toni Solá & The Ignasi Terraza Trio The Black Key トニ・ソラが参加しているのとジャケットが良い雰囲気なので入手してみた一枚。 スマートなサウンドをイメージしていたら、いきなりホレス・シルバー風の音が飛び出してきて面食らった。…

バラードの名手ルイ・スミス

louis smith ballads for lulu ブルーノートから2枚のリーダー作を発表したことでジャズの歴史に名を刻んだルイ・スミス。1作目の『Here Comes Louis Smith』はトランジションレーベルの音源をアルフレッド・ライオンが買い取ったものなので、ブルーノートで…