2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアソラ生誕100年

今年はアストラ・ピアソラ生誕100年だという。昨年はチャーリー・パーカー生誕100年だった。 踊るための音楽を、聴く音楽に変えた2人の革命児がほぼ同じ時代に生まれたのは偶然なのだろうか。2人のアプローチ方法は真逆だけれど、ラジカルであろうとする意思…

無言館を訪ねて

長野・上田市郊外の「無言館」を訪ねた。戦没画学生の作品を展示する、この小さな美術館は、塩田平を見下ろす小高い丘の上にある。コンクリート打ちっぱなしの建築は、館長である窪島誠一郎のアイデアに基づいて地元の建設会社が施工したという。慰霊の施設…

文春砲炸裂中

タレコミ先として絶対的地位を確立した『週刊文春』。テレビは森喜朗の後任人事一色だが、ターゲットを菅義偉の息子と総務省に向けているところをみると、かなり情報と証拠をつかんでいるに違いない。 こういうメディアが一つではなく、たくさん存在しないと…

リーダーが代われば

日本のダメさ加減はかなり認識していたつもりだが、もはや再起不能なのではないか。その証左はいろいろあるが、なによりもリーダーをみれば明らかだ。世界のリーダーたちと比べ、知性や品格がないどころか、人格が劣っているのだからいかんともしがたい。 財…

864円に目が飛び出る

数年前から高級食パンが人気だ。わが家から歩いて10分ほどの範囲にも、ここ数年で2件も店ができた。 パンを食べることが少ないので、あまり興味はなかったが、試しに買ってみようということになり、散歩がてら近くの店舗に行ってみることにした。店内はガラ…

さよなら チック・コリア

chick corea trilogy チック・コリアが死んでしまった。 ジャズミュージシャンが次々と世を去っていくのには慣れっこだが、チックの訃報には寂しさを禁じ得ない。キース、チック、ハービーの3人はやはり特別な存在であり、月並みな表現だが一つの時代が終わ…

軍国教育の残滓

森喜朗の後任は川淵三郎だという。あぁなるほど、その手があったかと感心しつつ、そんなに日本は人材不足なのだろうかと脱力してしまった。Jリーグ立ち上げに尽力した川淵三郎だが、すでに84歳という高齢。昭和11年生まれだから終戦時は9歳ということになる…

Everything Must Change

遠出できず退屈な日々が続いている。秘湯でのんびりしたいところだけれど、緊急事態宣言が延長された最中に東京から出かけて行くのは気が引ける。はて、1年前の今頃は何をやっていただろうと思い、ブログを遡ってみると、四国に旅行に出かけていた。ずいぶん…

あり得たかもしれない近未来

material hallucination engine このアルバムには、"あの時代"の空気がある。 リリースは1994年。阪神大震災やオウム事件は発生しておらず、Windows95も登場していない。バブル崩壊は明らかになったものの、まだ多くの人は不況が長引くとは思っていなかった…