Everything Must Change

遠出できず退屈な日々が続いている。秘湯でのんびりしたいところだけれど、緊急事態宣言が延長された最中に東京から出かけて行くのは気が引ける。はて、1年前の今頃は何をやっていただろうと思い、ブログを遡ってみると、四国に旅行に出かけていた。ずいぶん昔のことのように感じるのは、環境の変化が大きいからだろう。

変化するのは当たり前だと思ってきたし、変化することは良いことだと考えてきた。でも、こういう考え方は、もはや過去のものかもしれない。今の若者たちをみると、護身術としての順応性がインプットされている。その代わり、環境の変化や軋轢、葛藤を通じて柔軟性を獲得していく経験をしていないように思う。
どちらかといえば、変化を拒み、変化を嫌う。それが政党支持にも表れている。

森喜朗の失言は決して森個人の問題ではない。日本の風土が生み出した典型的な日本人でしかない。政治家も経済界も、すべてが変わらなければならない。

「Everything Must Change」
ランディ・クロフォードの名曲だが、印象深いのはカーメン・マクレエのバージョン。
いつの時代も、ほんとうに強いのは女のほうだ。


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