長年の愛聴盤

Big Jazz Trio

オープニングの曲でアルバムの印象が出来上がる。
in walked budは1曲目にとてもいいと思う。ジョージ・ケイブルスは、この個性的な曲を軽やかに肩慣らしをする感じで弾いている。それがとても気持ちいい。
スタンリー・クラークピーター・アースキンというメンバーでのトリオは、予想通りコンテンポラリーで軽快なサウンドを生み出していて、気軽に聴けるのに何度聴いても飽きることがない。ケイブルスの代表曲を含む選曲もいいし、曲の並びも絶妙だ。ジャケットもなかなかオシャレだと思う。
日本制作の地味な作品なので再発されないのが惜しい。個人的にはLP時代から聴き続けてきた愛聴盤。
ただ、グループ名はもう少しなんとかしてほしかったなぁ。