曇天のジャパンカップ。アーモンドアイやブラストワンピースらが出ないこともあって、いまいち盛り上がりに欠け、入場人員も前年比90%にとどまった。
おかげで、それほどストレスなく競馬が楽しめる。東京はどこに行っても人が多すぎるのだ。
今年は初めて外国馬の参戦がなかったが、デットーリをはじめ、世界のトップジョッキーを生で見れるのが嬉しい。
勝ったのは本命にしたスワーヴリチャード。ところが2、3着がノーマークで、3連単、3連複とも大はずれ。種牡馬入りする前の勲章狙いであることがわかっていただけに、単勝勝負すべきだった。
勝利ジョッキーとなったマーフィーは、英国競馬の若きトップジョッキー。エリザベス女王杯のときから、かみさんが「マーフィーはかわいい」と言っていた。どうやら人に好かれるタイプらしい。これから毎年来日してG1を勝ちまくるにちがいない。
有馬記念を当てないと、今年は全敗ということになる。何年やっても競馬は上達しない。それでも馬券を買うときは、いつも今度は当たるに違いないと確信する。おめでたいというしかないが、馬券で思案しているときがいちばん楽しい時間なのだから仕方ない。