土岐英文 AFTER DARK
土岐英文のDays of Delightレーベルでの2作目は片倉真由子とのデュオ。片倉のピアノは良さがわからないが、土岐のアルトの音をじっくり聴くには最高の作品となった。
録音スタジオが岡本太郎のアトリエ、ジャケットにも岡本太郎の作品が使われている。どういうことかと思ったら、レーベルプロデューサーが岡本太郎記念館の館長だという。ふーん、そういうことだったのか。
でも、after darkというタイトルと土岐のアルトに、岡本太郎の作品というのは、イメージが合っているとは言い難い。ジャケット自体は素敵だけど、アーティストや作品の世界観を表現するべきではないかと思ってしまった。
アートディレクターを起用するということも一考して、スリーブラインドマイスのような日本を代表するレーベルになってほしいなぁ。