コロナが一息ついたタイミングで姪の結婚式があった。挙式を企画したのが緊急事態宣言下だったこともあり、かなり規模を縮小したとのことだが、出席者は数十人規模。バブル後、ジミ婚どころか式を挙げない人も多くなったので、結婚式に出席するのはほんとうに久しぶりだった。
若い人たちの社交性と素直さ、グローバルな交友関係に時代の変化と未来を感じる一方で、新郎新婦が歩んできた道のりを知り、この世代が不安を抱え精神的に脆い面があることも認識した。会社のこの世代の人たちを見ても、同じことを感じる。デジタルネイティブに近いこの世代は、強い同調圧力に押しつぶされる経験をした最初の世代なのかもしれない。
支えあって精神的安定を得れば、怖いものなしだ。価値観の違いを認めて自然に意見を戦わせ、少し我を押し通すくらいの強さを身につけて、未来をつくっていってほしい。
二人に贈るのは、アブドゥーラ・イブラヒムこと、ダラー・ブランドの名曲「The Wedding」のライブバージョン。
保有しているのは海賊盤のような下のジャケット。
末長くお幸せに。
abdullah ibrahim duke's memories
