トイレ難民をなくそう

今日は有馬記念だけれど、運動不足解消を兼ねて新宿に出かけてみた。リアルタイムで有馬記念を見ないのは、競馬を始めてからは初めてのこと。競馬場に行けないことで、どんどん競馬から遠ざかっている。

年内最後の週末、街はすっかり人出が戻っていた。マスクこそしているものの緊迫感は皆無で、以前となんら変わらない。オミクロン株などどこ吹く風といった風情だ。

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街に人が多くなると、問題はトイレ。外出して大きいほうをもよおすと大変なことになる。案の定、苦難に見舞われた。
新宿のビックロは全フロアで個室が塞がっていたため丸井に移動、ここでもなかなか空きがみつからない。各階1〜2人が扉の前で待っている。こういうときほど絶望感を感じることはない。階段を上がり続けて、ようやく7階で安息の地を見い出した。

洋式トイレとスマホの普及で個室の滞留時間がかなり伸びているのは間違いない。早く何らかの手を打たないと、東京は首都として失格ではないだろうか。
大阪で維新の支持が高いのは、地下鉄のトイレを綺麗に一新したことが効いているとの説がある。真偽のほどは不明だし、維新のことだから手柄を自分のものにした可能性もあるが、大阪の地下鉄のトイレが綺麗なのは確かだ。道頓堀がキレイになったのは橋下のおかげという人もいる。小池百合子都知事選に出馬したときは、電柱をなくすという公約があった。最初から実現させる気もなかったような気がするが、この政策が響いた人もいたはず。
ポピュリズムにもならないレベルの話だけれど、身近でわかりやすい政策を掲げることが政治には必要だ。皆それほど苦労していないのだろうか。結構切実な問題なのだけれど。