集団免疫の獲得でコロナを克服しようしていたスウェーデン。一時はこの独自の政策が奏功したように見えたが、 10月末以降、死者が急増しているようだ。
隣国との歴然とした差は集団免疫政策の失敗を裏付けている。スウェーデン政府はここにきて政策を転換しているようだが、多くの犠牲者を出してしまった。スウェーデン人を家族に持つ知人によれば、スウェーデンは意外なほど死に対して淡白で、日本人とは死生観が違うという。そういったことも、こうした政策の背景にあるのだろう。
日本は自由放任というよりは無策。そのうえGo Toキャンペーンという世界に例を見ない奇策を強行中。海外から見れば、狂った国家にしか見えないのではないだろうか。
感染を減らして医療体制を強化し、経済的に困っている人々を支援する、そんな当たり前のことがなぜできないのか不思議でならない。