東濃と奥三河の旅

日本三大山城の一つ岩村城。その城下には古い商人町がある。観光客は多くなく外国人もいない。山城、美しい町並み、無料開放されている旧家の建物、観光資源は豊富だ。佐藤一斎の出身地でもあり、通りの家々の玄関先には佐藤一斎の言葉が掲げられてらいる。この町の人々は郷里に誇りをもち、静かに日々の暮らしを営んできたように思えた。



翌日は塩の道の拠点、足助を訪ねてから茶臼山へ。
紅葉の名所、香嵐渓は新緑に包まれ、京都に来たような感覚になる。こちらも観光客は少なく快適。
足助の町はややさびれた印象で、岩村との違いを考えさせられた。
茶臼山からの南アルプスの眺望は素晴らしい。荒川、赤石、聖といったなかなか見ることができない山々が峰を連ねる。とりわけ三角形をした聖岳の存在感に感動。