富山から新潟へ移動して一泊、さらに日本海沿いを北上して秋田経由で盛岡へ向かう。
途中、秀麗な鳥海山を拝みながら秋田仁賀保町の九十九島に立ち寄る。田植え直後に再訪したいところだった。
正月以来の盛岡は、県庁所在地であるぶん他の地方都市よりは緩やかではあるものの、確実に衰退へと向かっているように思えた。盛南開発に予算を費やさざるを得なかったのかもしれないが、それにしても市内中心部の道路はひどかった。県庁も市役所も昭和40年代に建てられたままで、警察署だけが立派なビルに生まれ変わっている。
せめてもう少し観光に注力しないと税収は上がらないだろうし、財政は厳しいはず。光原社には観光客が来ているものの、材木町全体に波及効果があるかといえば疑問符がつく。
やはり盛岡の魅力は中津川周辺にある。鉈屋町、大慈寺、八幡町から、肴町、紺屋町、中津川のあたりを自転車で回れるように整備したらどうだろう。時間をかけて少しずつ。
次期市長選も近いようだし、候補者にはぜひ活性化策を打ち出してもらいたい。