お壺ねさまの背後関係

三浦瑠麗の夫が経営する会社、トライベイキャピタルが太陽光発電への投資詐欺容疑で東京地検特捜部に家宅捜索を受けたと報道されたのが20日のことだった。
その後、捜査の進展状況は聞こえてこないが、新たに判明した事実がある。それは民事訴訟でトライベイキャピタル社の代理人を務めているのが、勅使河原氏の記者会見に同席し顰蹙を買った福本弁護士だということ。彼は現役信者であることが明らかになっている。
統一教会を変な理屈で擁護していた三浦瑠麗は、以前、統一教会の信者なのかと問われて、答える義務はないとしていた。否定しない時点で相当怪しいと感じていたが、これで現役信者である可能性はかなり高くなった。

問題は、誰がどうやってこのエセ学者をメディアに登場させたのかということだ。三浦瑠麗がメディアに登場するようになったのはテレビ朝日の朝生に出演してからではないかと思う。わけのわからない「どっちもどっち」的発言で煙に巻いていたのが最初だった。
真っ当な意見をいうわけでもないこのエセ学者のメディア露出が増えていった裏には政治的力が働いていたと見るべきだろう。
メディアに圧力をかけることができ、維新の会にも通じている政治屋。考えられるのはあの男しかいまい。

地検特捜部と岸田政権は、東京五輪疑惑に続いて、あの男を抑え込む材料を揃えようとしている気がしてならない。