至宝の号泣

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53年ぶりのメダル獲得を目指したサッカーはメキシコに完敗。スペイン戦に続いて力負けだった。
久保建英が号泣している映像を見て、なんとも言えない違和感を覚えてしまったのは、自分が天邪鬼なのだろうか。泣く理由が理解できないし、みっともないと思ってしまった。どこかドイツWCで惨敗したときの中田英寿の姿と重なった。
久保は中田のようにチーム内で孤立はしていないのかもしれない。ただ、素人目には一対一の勝負に持ち込もうとしてボールを持ち過ぎていたように感じたし、堂安とのコンビネーションも良くなかったように思う。頑張っていたし上手いプレーヤーであるのは間違いないけれど、個性や創造性を感じることはなかった。彼のプレイに特別な才能を感じたかといえばNOだ。

一人の若い選手を過剰に持ち上げてチームに良いことなどあろうはずがない。この敗戦はメディアにも責任がある。「日本の至宝」なんていう称号は直ちにやめてもらいたい。
自信過剰の若者は挫折を味わった。ここから何を学ぶか。それを見守りたい。