タワーマンションと格差社会

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台風被害で武蔵小杉のタワーマンションが話題になっている。トイレが使えなくなったり、エレベーターが稼働しなくなったりしているらしい。タワーマンションの場合、エレベーターが稼働しなくなったら高層階は孤立してしまう。まさかそんなことはないという安全神話で購入した人もいるはず。もはや安全神話は通用しないと、あらためて思い知らされた。

それにしても、タワーマンションの住民=富裕層の象徴ということで、被害を揶揄するツイートが相次いでいる。格差が広がり分断と対立が生まれ、ギスギスした世の中になっていることを示す現象だろう。

この30年間、政策が失敗続きだということは、日本人の所得レベルを見ても明らかだ。政策の方向性が間違っていることに、国民が早く気付かないといけないはずなのに、それも絶望的。漱石じゃないけれど、「滅びるね」と言わざるを得ない。原発事故があっても、これだもんなぁ。