飛騨古川再訪


ぶどうの剪定が一段落したので飛騨古川の温泉宿へ慰労旅行に行った。
この小さな昔町を訪れるのは二度目。高山と違って観光客も多くなく静かな町だが、春節で中国、台湾からの観光客があちらこちらに見受けられた。日本人でもあまり知らない町なのに、よく調べて来るものだと感心する。


観光スポットになっている三澤ろうそく店。話好きで面白い店主だった。
素朴な和ろうそくは安価で実用向け。浄土真宗の3つのお寺が町の中核的存在になっていて、三寺参りなどでも和ろうそくが使われている。そんなこんなで安定した需要があるのかもしれない。
飛騨古川は城下町とのことだが、あまり城下町っぽくはなく、寺町といったほうが自然に思える。

老舗旅館の温泉と料理を満喫。帰途、中津川の苗木城に立ち寄る。
古い山城跡には石垣が残っていて見どころ十分。展望も素晴らしく、期待以上だった。もう少し知名度を上げる努力をすれば、観光客も増えるはず。

やはり旅行は楽しい。好きなときに旅行に行けるよう、働いて軍資金を貯めないと。