アン・リバティアイランドとなった東京競馬場

オークスは久しぶりに東京競馬場でライブ観戦。楽しみにしていたが、JRAのやり方に不愉快な思いばかりが募った。
まず入場料が500円に跳ね上がっている。来週のダービーは1000円に上がるという。なぜ入場料が上がるのか理屈がわからない。
さらにかつての自由席がスマートシートなどという予約席になっていて、スタンドでは立ち見できなくなった。席を予約できていない入場者は行きどころを失い溢れかえっていて、その人々がスマートシートエリアに入り込まないよう、大勢の係員が立ってチェックしている。
一方で溢れた人に向かって警備員が拡声器で「本日はたいへん混雑しております」などと、わかり切ったことをわめき続けていて、うるさいったらありゃしない。
本質を見失った安全対策と便乗値上げが堂々と行われている。

競馬場はさまざまな人々が平等に楽しめる場であったはず。こんな不自由な競馬場にしたのは、いったい誰なのか。年配の来場者は激減し、盛り上がっているのは若者ばかり。
リバティアイランドが圧勝したのが皮肉にすら思える。JRAはほんとうに馬鹿としかいいようがない。