NHKに変化の兆し

NHKスペシャル「未解決事件 下山事件」は見ごたえがあった。未解決事件シリーズは期待外れのものが多いが、今回は丹念な調査と取材が行われていてNHKの底力を感じさせられた。
下山総裁謀殺が米国の仕業だったと明白に断じた番組はこれまでなかったと思う。それだけ日本の属国ぶりにうんざりしている人が増えているのだろう。「映像の世紀バタフライエフェクト」でもこれまでになく批判的視点で東京裁判を取り上げていた。
NHKは少しずつ正常化へ向かっているのかもしれないし、反米右傾化しているのかもしれない。歴史が大きく動きはじめている。