三連休は父の17回忌で久しぶりに帰郷した。正月以来だからほぼ1年ぶりとなる。
時が経つのは早いもので、16年で変わったものもあればまったく変わらないものもある。その差が自分のなかで極端に映るのは何故なんだろうかと考える。きっと、変わらないことを前提としていて、変わってしまったものを見ると拒否反応に傾くことが多くなったからだろう。要は歳を取ったということだ。
the jazz giants '56
近ごろ中間派といわれる面々の職人芸を素直に楽しめるようになった。このアルバムもレスター・ヤングやロイ・エルドリッチの寛いだ演奏が心地よい。テディ・ウィルソンのピアノも久しぶりに聴く。こういうゆったりしたジャズを聴く気分になるのは、コロナで時間的余裕が生まれたおかげかもしれない。
コロナですべてがスローダウンしてくれれば、それはそれで良いのだが、そううまくはいかないのが世の常。人を追い立てることで給料をもらっている人のなんと多いことよ。嗚呼、日本が地盤沈下するのも当たり前だ。