オリンパスがカメラ事業をファンドに売却するという。カメラはもはやスマホで十分という時代だし、オリンパスは内視鏡メーカーに変わってしまった。いつか撤退するだろうとは思っていたけれど、売却というのは撤退より寂しく感じる。
今使っているのがミラーレスのオリンパスPEN EP5。重いのが難点だけどデザインが気に入っている。ミラーレスのPENはオリンパス最後の輝きだった。
モノとしての美しさがあるという点でカメラは時計と似ている。時計は小宇宙であり装飾品だけれど、カメラは趣味性にとどまる。その違いが生き残れなかった理由なのだろうか。
キヤノン嫌いとしては、選択肢がNikonだけになってしまった。
さよなら、オリンパス。内視鏡ではお世話になりたくないなぁ。