「桜を見る会」について国会で質問する若い政治家の動画をみた。旧民主党で現在は無所属の小川淳也という議員だった。
安倍晋三の行為が犯罪に当たることを次々と具体的な法律名を上げて指摘していく。その迫力に安倍は薄ら笑いをする余裕をなくしていた。海外特派員協会での講演動画では、民主党の失敗を的確に分析し、未来への視座もスケール感のあるものだった。勉強熱心で政策にも自信をもっている様子がうかがえる。
旧民主党には優秀な人材が多かったようだ。だからこそ、まとまらなかったのだろう。人は自信があると、数を恃もうとはしない。そこに落とし穴がある。正しさは数につながらないのだ。
若い世代のインテリたちは人当たりが柔らかい。それが強みでもあり物足りなさにもなる。まずは仲間をかき集め数を力にしなければならない。チームビルディングを強く意識してやっていく必要があると思う。
