男たちの旅路

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山田太一のテレビドラマは、思春期の教育に良いとひそかに確信している。

なんだか妙に頑なな中年が不機嫌そうに「それでほんとにいいのか」と問い詰めてくる。答えは用意されない。

価値観のギャップと、同じ時代を生きているという心もとない連帯感が漂う。

TVコメンテーターなぞをやってる落語家や改革派気取りの政治家をみると、思春期の過ごし方が決定的に間違っていたのではないかと感じる。

若者には問いが必要なのだ。