サイコパスが出世する国


環境省水俣病被害関係者へのヒアリング中に、3分という持ち時間が過ぎたとたんマイクを切った件は、大きく報道され、環境大臣ヒアリング当事者に直接謝罪する事態に発展した。

仕切り役をやっていた厚生省の役人は、会の終了後に抗議の声が上がるなかで、かばんを片づけていた。帰りの時間を気にしていたのだろうか。冷酷で歪んだエリート意識に空いた口が塞がらない。

木内哲平、慶大医学部卒、平成16年厚生労働省入省。40代半ばで室長というのは環境省では出世頭といっていいようだ。
映像を見ると、さもありなんといった相貌。謝罪の様子を見ても、反省の気配は感じられなかった。
これで失脚するとは思うが、こんなサイコパス野郎が出世するのだから問題は根深い。佐川宣寿と同質の役人たちがたくさんいる。
問題はサイコパスが出世しているのは環境省だけではないということだ。個人的には、首都圏で生まれ育ったエリートにサイコパスが多いのではないかと疑っている。調査研究してみたいテーマだ。