畦地梅太郎『白い像』

畦地梅太郎『白い像』

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愛媛県美術館のミュージアムショップでレプリカをゲット。わが家のトイレがにぎやかになった(笑)。

畦地梅太郎の作品に描かれた人間は、まるで精霊のよう。『白い像』は畦地さん56歳のときの作品。この頃から作風が変わり自分の内面に表れたものを描くようになったという。

年齢を重ねてから自分の内面に向き合うのは、たやすいことではない。ましてや56歳で新しい表現を獲得することができるのはごく限られた人だろう。セザンヌも初めて個展を開くことができたのは56歳という。

山登りのように、ゆっくりと足元を見つめ遠くまで歩く。そういう人生はいい。歳をとったからだろうなぁ。