太陽の塔と民博

 

国立民族博物館を見に行こうと思い立ち、万博記念公園へ向かった。モノレールの駅を降りると、高速道路とモノレールの軌道が重なり合う、近未来的風景が目に飛び込んでくる。

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ここでは太陽の塔が主役だ。

高速を走行中に車窓から見たことはあったが、間近で見るのは初めて。大きさとインパクトに圧倒され、生き物のような艶かしさにおもわず興奮させられる。巨大なシンボルがあることで無機質な空間が一気に祝祭の場に変わる。後ろ姿はなんともいえずチャーミング。すっかり気に入ってしまった。

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民博は地球をいくつかのエリアに分けて、それぞれの文化、民俗を紹介している。最初に入ったオセアニアのコーナーで、プリミティブアートにすっかり魅せられてしまった。ほかにも星野道夫の本にも出てくるアラスカの人々の暮らしやトーテムポールなど、なかなか見ることができないものがたくさん。満足感とともに長時間歩いたせいで、たっぷり疲れを感じて帰途についた。

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