ジョー・ロバーノのチャールス・ロイド化?

I Have the Room Above Her

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物語を想起させるタイトルとジャケット。夢の中にいるような幻想的サウンドだが、甘さはまったくない。ゆったりとした時間を過ごしたいときにボリュームを絞って流す。

主役はジョー・ロバーノだ。ジョー・ヘンダーソン系のとらえどころのなさで、日本では全く人気がないロバーノだけれど、ECMでは一味違う。スティーブ・キューンの『Mostly Coltrane』でも素晴らしかった。サウンドに優しさを感じる。もしかして、チャールス・ロイドの影響かも?