寺島靖国のジャズ本

温泉宿の書棚にメグの寺島靖国の本があったので、暇つぶしに読んでみた。寺島氏の本は最初の2冊を読んで以来、手にしていない。1冊目の『辛口JAZZノート』は面白いと思ったが、2冊目から違和感を覚えてやめてしまった。

久しぶりに読んでみても、違和感は変わらなかった。『辛口〜』が1987年刊なので、30年が経ったわけだけど、いったいこの違和感はなんだろうと考え込んでしまった。

 

靖国という名前はさておき、自分だって美メロは大好きで頷くことも少なくない。しかし、美メロ至上主義は恥ずかしい。ジャケットデザイン等の美的センスも相容れないものがある。洗練されていない。本人は激怒しそうだが、これは反知性主義に近い。

 

結局、個人的悪趣味をドヤられても、不快なだけという結論に行き着く。

 

ちなみに長年吉祥寺住まいだったけれど、A&F派だったのでメグには1度しか行っていない。