ジャンニ・バッソの色気

gianni basso plays ballads

アドリブ云々ではなく、テーマの歌わせ方や音だけで圧倒するジャンニ・バッソ。晩年のバルネ・ウィランに代表されるように、欧州のテナーマンは色気がないといけない。
録音年月のクレジットもなく、得体の知れないアルバムだけれど、これはジャンニ・バッソを味わうには最適な作品。
あぁ、こんなふうにテナーサックスが吹けたなら‥‥そう思わずにはいられない。