どうにも止まらない

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4月28日15時現在の新宿駅西口。写真で見るよりは人が多く感じるけれど、平時に比べると閑散としている。

不思議な空気が東京を覆っている。
「風邪みたいなもんだ」「どうやっても罹るときは罹る」と言わんばかりの人々が街頭に多くいる一方、警戒感を抱える人々は静かに行き交う。二極化していて、共通点はマスクをしていることぐらいだ。

インドでは1日30万人以上の感染者が発生しているという。死者も1日2500人を数え、世界最悪の状況に陥っている。米国の場合はメガ・チャーチでの集会が感染を広げた。インドではヒンズー教の宗教行事「クンブ・メラ」が影響している。宗教が感染拡大に大きく関係しているのは明らかだ。

ウイルス感染の危機でも、宗教活動は止めない。
東京五輪が止められないのは、五輪が国家を統合する宗教の役割を果たすと考える人々と、単なる利権屋が手を結んでいるからなのだろう。自民党公明党が手を結んでいるように。