関越道の立往生に思う

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トレーラーがスリップして道を塞ぐ形で止まってしまったのが原因のようだが、その後の対応が遅すぎないだろうか。片側を通行止めにしてバスでホテルに運ぶといった迅速な対応がなぜとれないのだろう。

NEXCO東日本は通行止めにするタイミングを見誤ったという。それはそれとして、大切なのは発生した事態にいかに対処すべきかだ。地域の自治体と連携して迅速かつ柔軟な救援活動をしなければならないはずが、まったくそんな声は聞こえてこない。

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トラックのドライバーが積荷の煎餅を配布したとか、高速道路下の蕎麦屋が歩いて降りれる道をガンジキで踏み固めてつくったとか、美談ばかり報じられているが、救援体制の脆弱さを非難する声は聞かれない。
これが「自助、共助、公助」ということか。恐ろしい社会だ。