jazz seen
ティル・ブレナーによるウィリアム・クラクストンのドキュメンタリー映画のサントラ。ティル・ブレナーのセンスが光る。さまざまなアーティストの演奏が編集されたかたちで聴けるのは楽しいし、ながら聴きにはちょうどいい。アート・テイタムやベン・ウェブスターはアルバム1枚聴き通すのはしんどいけれど、こんなかたちで挟み込まれると個性が際立って面白い。
かつてカフェバーという業態があったけれど、そんなちょっとお洒落な店で静かに流れていそうなジャズ。
そういえば新宿のピットインが伊勢丹のほうにあったころ、refrainというカフェが近くにあった。白を基調にした内装で清潔感があって新宿に行ったときにはよく立ち寄った。ほどよくお洒落で気遅れするほどでもない新宿Refrainは、田舎者にとって大切な店だった。