2020-09-03 浄化作用を求めて John Coltrane Stardust あまりに酷い政治状況にうんざりして、TVも見たくなくなった。 こんなときは久しぶりにコルトレーンを聴きたくなる。implus盤の鬱陶しいほどの生真面目さを浴びて、耐え難い政治の世界から思い切り離れるのもいいけれど、プレスティッジのこの作品の素直さは、いつ聴いても心を穏やかにしてくれる。 きっとコルトレーンは、ウィルバー・ハーデンの素直で美しいトランペットに浄化されていたのだと思う。この2人のバラードほど夢心地にさせてくれるものはない。