梅雨明けを待ちわびて

梅雨がなかなか明けてくれない。夏に日差しがないと作物の出来が良くないし、遊びにも行けない。ウイルスは飛散しにくいし、外出も控える人が多くなるので感染拡大防止には良いのだろうけれど、これだけ日差しがない日が続くと気が沈む。あと1週間ぐらいでスカッとした夏空がやってくることを期待したい。
梅雨明けを祈って久しぶりに取り出したのが、ミッシェル・ルグランのこのアルバム。

Michel Legrand After The Rain
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フロントをつとめるのは、フィル・ウッズズート・シムズ、ジョー・ワイルダー。大物同士のセッションが得意なパブロならではの豪華メンバーだ。名手たちが見事な調和をみせて上質のジャズを聴かせる。
数年に一度しか聴かないけれど、そのたびに1曲目の『Nobody Knows』からうっとりさせられる。ジャケットを変えて再発すれば、そこそこヒットしそうだが、そもそも再発されそうにもない。埋もれてまうにはもったいない名品だと思う。