志村けんが死んでしまった。
このニュースに衝撃を受けた人は少なくないと思う。有名芸能人が亡くなったということ以上に、危篤に陥っても十分な医療体制のもとなら死ぬことはないだろうと多くの人は思っていたのではないか。それがあっという間に死んでしまったのだ。新型コロナウイルスの恐ろしさは想像を超えている。
東京都民の恐怖感は確実に増した。今後、若い芸能人でも亡くなるようなことになれば、ちょっとしたパニックになりかねない。
首都封鎖は現実になろうとしている。安倍、小池、吉村、松井‥‥こんなときに、まともなリーダーがいない。財界しかり。日本がグローバル経済で勝ち抜けるはずなどない、とあらためて思う。
それにしても、なぜ志村けんだったのだろう。ドリフに加入後、あっという間にカトちゃんを凌ぐ人気者になったのが45年ほど前。カトちゃんファンとしては一抹の寂しさを感じたが、バカ殿やへんなおじさんの頃からは、日本最高のコメディアンとして誰もが認めるところとなった。
関西のチンピラ崩れの連中など足元にも及ばない不世出のお笑い芸人。後継期待はダチョウ倶楽部ぐらいか。ほんとうに惜しい。