phineas newborn jr piano portraits by
golden earings が流れてくる。レイ・ブライアントの名演とは違う諦念感、いや絶望感すら感じさせる演奏だ。
生前評価されなかったことから、ゴッホとの類似性を指摘されるフィニアス。これを聴くと、痛みのような感覚すら覚えてしまう。
フィニアスの小品集といわれることもあるこのアルバム、地味だけど、ジャケットを含めて隠れ名盤といっていいのではないだろうか。
超絶技巧ばかり言われていては、いつまでたっても浮かばれまい。